2016

01.13

イッセー尾形の創り方 演出家 森田雄三ワークショップ@新開地・最終回

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今日は本当に寒い1日でした。
昨日、東京では初雪との事。
1日遅れで関西にもその寒さが訪れた感じです。
工房で、寒いなぁと思ったら、
暖房じゃなくて、冷房をつけてました笑。
今日は、生徒さんの旦那さまが、ジョギングの途中で
教室を覗きに来られるという楽しいハプニング♪
”先生の顔が見たかったから”との事。
ドアを開けたら、ランニングウエアを着た方が立っていて、
思わず、部屋間違ってますって言いそうになりました笑。

さてさて、少し間があいてしまいましたが、
ワークショップの続き。
初めて訪れた場所『神戸アートビレッジセンター』
恐る恐る覗いてみると、雄三さん(演出家さん)を
囲んで輪が出来ていました。
”こんにちは”そう声をかけて、私もその輪に加わります。
さっそく、私が素材となった、コミュニケーションが始まります。
『この人はどういう人か想像してみて』
みんなの視線が一斉に私に集まります。
初対面の人々が、私について話し始めます。
脳外科医で、先日行ったっ手術に思い残すことがあって悩んでいる、
水商売をしているケド、色気では売っていない。
でも、ゴージャスに生活している。
芸大を出て、染色家をしているetc.etc.
みんな好きな事を言ってくれる笑。
最終日の舞台にも出られないし、この日も
最後までいられないというと、
みんなの前で一人発表会をさせてもらいました。
正確には一人で成り立たない芝居だったので、
1人横で援護射撃をしてもらいましたけど。
設定だけ決められて、後は即興。
設定は、火葬場。
幼い子を亡くして、言葉にならない母親。
火葬場の立ち上る煙を見つめて、
たった一言”あんなに早く逝ってしまうなんて”
横で友人だか、いとこだかの男性が、
関係のない事を、取り留めもなく話す。
慰めの言葉など何もないから。
哀しみが深すぎて、言葉など出なかった。
涙の一歩手前で
雄三さんには”、いいよ、よかった。でも泣き出しそうで
ちょっとやり過ぎかな”と。
本当は、上手く演じたのではなく、
母の事を思い出して、胸がつまっただけなのです。
後日、他のメンバーから聞いたのか、
雄三さんから、メッセージをいただいた。
『森本さんの事情を知って、腑に落ちています。
黙っているだけで「あふれる哀しみ」でしたね。
それを「涙が出るような表現」ではセンチだし、
体験にならないというのが僕の感想だったのです。
僕はもうすぐ亡くなる側の人間です。
願わくば、皆の「内面が深くなる」との意味付けをしたい。
良い芝居だった。人がいるだけで
演劇は成立すると理屈では分かっていましたけどね』
(一部)
その他にも、昔からのメンバーの方からも。

今回のこのワークショップで、他者から見える私はこんなのかと驚いてみたり、
当っている部分もあるけど、いや違う違うと思ってみたり。
それはあなたの勝手な思い込み、
母が亡くなったという情報からのイメージなのだ。
という思いや、それは私が否定したいだけで、
それも私なのかもしれないという思い。
複雑な思いが折り重なって、
正直な気持ちを言えば、打ちのめされている。
私はそんなにも哀しみを張り付けたまま日々を過ごしているのか。
鏡の前で笑ってみるけれど、答えはまだ出そうにない。

舞台
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